以前より粧サポホームページ内でもご連絡しておりました、全粧協プランクレジット(EPARK)の機械が届きましたのでレビューいたします。
■機械と使い方はいたってシンプル
弊社はお客様の場所で会計を行うため無線プランにしました!
使い方はカードをさして(電子マネーの場合はかざす)端末に金額を入力するだけ
控えも端末からじじじっと出てきます
■そもそも
全粧協クレジットの新プランがなんで告知されたかというと、旧全粧協クレジット(UFJニコス)が契約満了を迎えたからだそうです。それで、全国全粧協加盟店の店舗数を武器にさらに良い条件の決済業者を探したところ、行きついたのがEPARK。
旧全粧協クレジットを使用されていた方は継続使用のために。
その他の方は手数料率が安くなることを魅力として移行を進めています。
■実際のところ
実は弊社は旧全粧協クレジットを使用せずちまたの決済業者(STORES:ipadと連携、無線)を使用しておりましたが、どう頑張って業者に交渉をかけても手数料率が下がりません。
※参考: VISA/MASTER 3.24% JCB/AMEX 3.74% 等
既に普通の路面店1店舗での水準としては最低に近いところまで落ちているのでしょうか。(クレジット売上の金額は結構あるのですが…)
年間でみると3.24%~3.74%の決済手数料は馬鹿にならない数字です。100万円/年を超える手数料を払うお店さんもざらではないのではないでしょうか。
■新プランになるおかげで
ところが、新プランでは手数料率が巷の決済業者よりかなり安いです。
有線プラン(電話線接続・機体移動不可)での契約の場合VISA/MASTERを見ると、他の決済業者は3.24%が限界のところ、新プランは2.77%と圧倒的な低手数料率です。
【有線プラン】 A社 新プラン 決済100万円当たりの差額
VISA/MASTER 3.24% 2.77% 4700円
新プランは無線プラン(電話線接続なし・移動して使える)も選べます。お客様カウンターが複数ある場合や、お客様に移動をお願いしたくない場合はこちらが良いです。
端末代金についてはこの新プランのメリット大です。というのも通常個別交渉の場合は10万円程度する端末代金が、今回は組合のスケールメリットとして無償という条件です。
これは非常に有利です。
また有線に比べて通信回線の代金がかかるため、手数料率が3.10%と少し高くなっていますが通信料金も込みの料率ですのでそれ以外の費用(=ランニングコスト)は不要な点も安心です。
【無線プラン】 A社 新プラン 決済100万円当たりの差額
VISA/MASTER 3.24% 3.10% 1400円
また、新プランについては故意に機械を壊したりしない限りは料金が発生しません。
半年間クレジット決済の利用がないと強制解約・返送が必要となりますが、使わない方は返送すればよいだけで、その他のデメリットはないといってよいでしょう。
■ただし注意
・残念ながらJCB/AMEXの手数料率は他の決済業者と同水準です。メリットなし。
・月1~2回(回数指定)の振込の際には手数料500円が発生します。
■これを踏まえると
これまでVISA/MASTER 3.24%の決済業者でかつ振込手数料が無料だった方が
新プランに移行される場合の損益分岐点はこうなります。
【有線プラン】
500円 < 月額決済の金額×0.47%(手数料率のメリット)
=VISA/MASTERで月11万円以上の決済
【無線プラン】
500円 < 月額決済の金額×0.14%(手数料率のメリット)
=VISA/MASTERで月36万円以上の決済
■結果として新プランに乗り換えたほうが良い方は…
①旧全粧協クレジットを継続使用している
②決済業者のVISA/MASTERが3.24%より高い
③決済業者のVISA/MASTERが3.24%だが
月11万円以上 もしくは 月36万円以上のクレジット決済がある
※新プランを有線にするか無線にするかで損益分岐点が異なる
申込の数が多く、現在設置まで2ヵ月程度の時間がかかっているようです。
置き換えの方は、是非お早めに手続きを進めてください。
また、別契約の方も是非上記を参考にしていただき、組合加入メリットとしてEPARKプランへの乗り換えを検討してみてくださいね!
粧サポ事務局
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