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粧サポ 長谷川

【ご存知かと思いますが】補助金と助成金って?

皆さんこんにちは。チーム粧サポ キャリア担当、化粧品店経営者キャリコンの長谷川です。

~本ブログは全国初「化粧品店経営者+キャリアコンサルティング」という立ち位置で経営者の皆さんの悩みを共有し、 お題に対し皆さんのメッセージをいただきながら、解決策を共有してくことを目的としております。~

最近経営者仲間に会うたび、口癖のように評価基準の導入と目標管理の大切さを伝えておりまして、ややもすると目標管理になにかされたんじゃないかと思われるほどご執心の長谷川です。目標管理の重要性については別の記事でお伝えしましたのでそちらで。



で、目標管理するなら助成金もらったほうがいいよというお話もするわけなんですが、お金をもらえるということ以外に助成金のことを分かっていない方が多いんですよね。意外にも。振り返ってパンフレット等を思い出しても、そういえばあまり説明されてるのを見たことがないなと。

ですので、ご存じの方も多いはずですが、改めまして補助金・助成金について言及します。


【補助金・助成金とは!】

共通点: ①政府がその政策の達成のため、各企業や個人に対して行う返済不要の財政的支援のこと。 ②支援を受けるために、受け取る人格および行う事業に対して要件(=条件)を満たす必要がある。

その出自や管轄省が違うなどそもそもの違いはたくさんあるので割愛しますが、大まかな違いは以下です。

■補助金のポイント 主に経済活動=事業を支援するための設備や計画の達成をすることが目的となるので ①財政的支援を得るためには、計画を作成し採択(事業主体として選ばれる)される必要がある=助成金よりハードル高め ②財政的支援の使いみちが大枠決まっている 経費助成(使った金額の1/2~2/3等の支援)というケースが多い

■助成金のポイント 主に雇用・労働者関連をの環境を改善するための制度や計画の達成をすることが目的となるので ①財政的支援を得るためには、指定の制度や計画等の条件を満たせばよい(採択不要=ハードル低め) ②財政的支援の使いみちに決まりなし(例外あり) 制度助成(定額助成=~したら~円の助成)というケースが多い

これらのことから、使いやすい助成金の方を耳にする機会が多いのではないでしょうか。 では、これらを受給することによるメリット・デメリット・リスクは有るのか →もちろんあります。

メリット ・財政的メリット ・制度導入による労働環境改善

デメリット ・導入したもの(設備や制度)を継続しなければならない ・制度や計画の構築、資料申請等の手間

リスク ・計画実施ミスによる不支給

■受給において大事なこと ・制度理解(なぜ・どういう目的で実施するのか) ・計画性(きちんと計画通りに実施すること) ・正確性(正しく情報を記載すること)

以上を満たしさえすれば、何のリスクもありません。

中には「会社の情報を根掘り葉掘りきかれるのでは」「労働局に労働条件をしてきされるのでは」 「受給すると後々トラブルになるのでは」といった不安も聞かれますが、基本的にはそういったことはありません。 むしろ事業や労働環境を改善するためのものですので、向上意欲ある企業として経産省や商工会議所、労働局が相談相手になってくれます。

しかし絶対注意するべき点は、不正受給です。まとまった金額がもらえるとあり、結構いるんです。 要件のごまかしや存在しない労働者の情報でっち上げ、支払ってもいない経費の申請など。なかなか大胆ですよね(汗)

これをやっちゃうと、受給できないばかりか未来の助成金申請の道も断たれます。また、労働局のブラックリストにのる等 大きなマイナスです。なので、絶対にしてはいけません。

まとめとして。 補助金や助成金をもらうことは何らマイナス点はなく、知らない人が損するだけのシステムです。法律と一緒ですね…(涙)

申請の手間や内容に関する不安は有るかと思いますが、経営者仲間や周囲の利用した方の話を聞く、粧サポにまかせてみる、思い切って自分でやってみるなど、色々な手を駆使してください。書類作成と申請代理を頼む場合は受給額の一部を報酬として支払うことになるケースが多いです。

ちなみにこれらの制度は期限や改訂がありまして、予算確保の観点から基本的には年度の切り替わり(次は2020年4月~)で新しい枠組みになります。主要な制度は継続になりますが、一部廃止や新設がありますよ。

いつも短く書こうとするのですが、書きたいことがどんどん増えて、結果長くて反省をしています(汗)

補助金や助成金でよくわからないことがあればいつでもご連絡くださいね。質問にお答えできると思います。 大丈夫です!費用は発生しませんので(笑)

以上、チーム粧サポ キャリア担当 長谷川でした。


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