資生堂は「ビューティーパートナーコンベンション2025」を、2月18日~21日の4日間に亘り、ビューティーパートナー施策参加店上位3クラスを対象にグランドハイアット東京(東京都六本木)にて開催。コンベンションは1泊2日の日程で3回に分けて実施され、プラチナ143店/ダイヤモンド160店/ゴールド99店の合計402店が参集した。資生堂代表執行役社長CEO兼資生堂ジャパン代表取締役社長CEO・藤原憲太郎氏が「共に稼ぎ、共に成長する未来」をテーマに思いを伝えた他、各ブランド戦略や、専門店と共に取り組んでいきたい未来についてそれぞれプレゼンテーションが行われた。
■「共創」テーマに開催
初日は定刻通り開催。はじめに資生堂代表執行役社長CEO兼資生堂ジャパン代表取締役社長CEO・藤原憲太郎氏が登壇し、「共に稼ぎ、共に成長する未来」と題し、24年度の振り返りと御礼並びに「ミライシフトNIPPON2025」の進捗状況、そして25年以降の持続的な成長実現に向けて発表した。その中で「25年は成長実現へ向け、専門店の皆さまと共に成長するパートナーを目指す。テーマは共創~共に創り上げる新たな文化~を掲げ、戦略としてはブランド戦略とタッチポイント戦略の2つを柱とし進んでいく」と述べ、また25年の取り組みにおける新領域についての発表が行われた。
続いて資生堂ジャパン副社長・中田幸治氏が就任の挨拶を述べ、化粧品専門店への思いを語った後、「25年ブランド戦略」に移り、ブランドマーケティング本部 専門店ブランドマーケティング部 ベネフィークグループブランドマネージャー・益井澄子氏、同 同inouiグループブランドマネージャー・早津邦仁氏、CPBブランド事業部CPBブランドマーケティング部CPBマーケティンググループブランドマネージャー・萩原里美氏、SHISEIDOブランド事業部SHISEIDOブランドマーケティング部SHISEIDOマーケティンググループブランドマネージャー・渡辺さよ子氏、㈱エフェクティムマネージャー・菅原麻祐子氏、㈱ザ・ギンザプレステージブランド事業部ブランドマーケティング統括部部長・今西友梨子氏が、それぞれの具体的な方向性について説明を行った。
その後「店頭体験パート」を実施。営業統括本部専門店部専門店企画グループ・栗原和輝氏から会場に設営された各ブースの説明が行われた後、実際に各ブースを体験。資生堂が誇る10ブランドのヒーローアイテムを展示している「ヒーローアイテムロード」を抜けると、生活者とお店の新たなタッチポイントが体験できる「タッチポイントロード」があり、その先の会場にはインウイ・BQ・SHISEIDO・CPB・エフェクティム・SHISEIDOメンの新製品を中心とした「ブランド体験ブース」を展示、その他にもザ・ギンザのフレグランスブースといった多岐にわたる体験があり、参加者は思い思いに楽しんでいる様子が見られた。
1日目のパートが終了し、同ホテルにて一泊。2日目は9時半より開催。はじめに、「みなさまと共創したい未来」について営業統括本部長・鈴木正樹氏が専門店と取り組みたいことについて説明を行った後、「店頭でのオンリーワン体験を起点としたファンづくり」と題し、トレードマーケティング本部長・宮崎英樹氏、営業統括本部専門店部専門店企画グループ・栗原和輝氏がタッチポイント戦略の全体像並びにお客さまのファン化に向けた取り組みを発表。
次に「25年のお取り組み」として、営業統括本部専門店部部長・清水秀彦氏が25年の専門店施策や実行プランについて説明が行われ、最後に、藤原社長によるクロージングで2日間の全日程は終了となった。
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