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【日本商業新聞 2025年7月14日号】カネボウ化粧品全国専門店ブランドアワード2025

  • 日本商業新聞
  • 7 日前
  • 読了時間: 3分

カネボウ化粧品は、「全国専門店ブランドアワード2025」を6月11日、東京品川の「グランドプリンスホテル新高輪」で行った。


第1部では、花王㈱執行役員化粧品事業部門長/㈱カネボウ化粧品代表取締役社長・内山智子氏と花王グループカスタマーマーケティング㈱執行役員プレステージ部門統括(専門店担当)・柳沢秀氏が挨拶。続いて行われた表彰式では、ブランド別クラス別で売上前年比1~3位の27店を発表。ステージにて各クラス1位の専門店へ内山社長が記念の盾を贈呈した。そして、第2部ではブランド別にアワードを実施、昨年の振り返りや今後のブランド戦略を説明。なお、「KANEBO」の年間店頭売上2400万円以上、「TWANY」「LISSAGE」は年間店頭売上1200万円以上を達成した208店のうち188店が参加した。(半沢健一)



■テーマ「飛躍の先へ」 - 208店が参加資格基準を達成


「全国専門店ブランドアワード2025」は「飛躍の先へ」をテーマに実施。3部構成で行われ、第1部の冒頭、花王㈱執行役員化粧品事業部門長/㈱カネボウ化粧品代表取締役社長・内山智子氏が登壇、「情報も商品も溢れている時代、生活者は『本質』を見極め、費用対効果を求める方が増えており、そうした目利き力の高いお客様に選ばれることがとても大事。数多くある商品の中から『選ばれ、満足し、継続』していただけるかどうかの分かれ道は、『商品との出会い、差別性、実効感』で、専門店様が築かれてきた信頼関係にさらなる驚きを加え、新たな接点と価値へ飛躍させていきたい。


今後、これまでの延長で取組むのではなく、新しい接点に結びつけられるよう次の世界に飛躍していくため専門店様と一緒にお取組みをさせていただきたい」と、改めて専門店流通への強い期待や思いを語った。


続いて、「全国専門店ブランドアワード2025表彰式」を実施。3ブランド別に、「SUN(太陽)」、「VENUS(金星)」、「MARS(火星)」、「JUPITER(木星)」の4クラスにおいて年間売上実績での前年比1~3位の27店を発表。そのうち各ク

ラスの1位が登壇し、内山社長から記念の盾が贈呈された。


その後、花王グループカスタマーマーケティング㈱執行役員プレステージ部門統括(専門店担当)・柳沢秀氏が「専門店様とのお取組み」をテーマにプレゼンテーション。「今年1~3月の実績は『KANEBO』『TWANY』『LISSAGE』のいずれも好調。専門店様との取組みにより土台ができたことで、前年を超える状況になった。今後の取組みだが、もう1度、お客様にフォーカスして専門店様と一緒に取り組んでいくために、4つのテーマ(お客様のLTVに合わせた協働取組み/お客様の購買行動に合わせた販路拡大/お客様のなりたい肌のための肌測定器/お客様に体験・体感を実現する拠点づくり)を設定して取り組んでいく」と説明。その中で柳沢氏は店別の特性を生かし、どう提案していくかが今後の大きなポイントだと強調した。


その後、第2部となり別会場で「KANEBOアワード2025」「TWANYアワード2025」「LISSAGEアワード2025」を開催。各ブランドマネジャーから、昨年の振り返りや直近の状況、そして下期以降の中期ブランド戦略や商品戦略について詳しく説明した。


その後、第3部の懇親会を開催。花王グループカスタマーマーケティング㈱代表取締役社長執行役員・中尾義雄氏による挨拶で開宴、花王㈱化粧品事業部門副事業部門長/カネボウ化粧品取締役・山口聡一氏よる中締めで、懇親会は終了となった。

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