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  • 日本商業新聞

【日本商業新聞 1面】資生堂 BPコンベンション2022 2022/3/7

◆リード中心に651店 チャレンジの2年間に


 資生堂ジャパン㈱は、2月10日~24日の期間、「ビューティーパートナーコンベンション2022」を開催。今回は新型コロナ感染症の拡大予防の観点から全国7会場で実施。リード店を中心に651店が参加した。

 コンベンションの最初、㈱資生堂取締役常務日本地域CEO/資生堂ジャパン㈱代表取締役社長CEOの直川紀夫氏が「今年と来年は、資生堂が専門店さまにとってなくてはならない存在になれるか、将来にわたり本当のパートナーとなれるのか、チャレンジの2年間と考えている」と説明した後、参加した専門店一店一店にその熱い想いを訴えた。


 今回の「ビューティーパートナーコンベンション2022」には、リード店を中心に全国7会場で651店が参加。▼2月10日=北日本▼同14日=中部▼同17日=近畿▼同18日=中四国▼同21日=関東・信越▼同22日=首都圏▼同24日=九州・沖縄の7日間で行われた。


 そのうち「中部」会場は、2月14日午後2時にスタート。最初に、直川社長が「皆さまと共に歩んできた道のりと私たちにしか提供できない価値」と題してプレゼンテーション。直川社長は「『美しさとは、人の幸せを願うこと』、まさに専門店さまの想いであり、これまでの活動そのものと確信している。お客さまにとって、専門店さまは『専門性の高いアドバイスで、自分にピッタリの美を提供してくれるだけでなく、人と人の絆を通して気持ちを明るく、前向きにして、笑顔にしてくれる』存在であり、これが専門店さまの強みだ。そのお客さまから見た化粧品専門店の強みを更に磨き上げることが、個々の専門店さまが輝き続けることに繋がる」と述べ、専門店流通との協働体制の重要性や、そこに対する同社の想いを語った。


 引き続き、資生堂ジャパン㈱プレステージブランド事業本部専門店営業本部専門店部長の初鹿英志氏が「2021年成果/2022年取組み」を説明した。初鹿氏は、専門店における生涯顧客づくりにおけるポイントとして店舗タイプ別でお客さまニーズに合わせた応対を前提に、フェイスケアだけでなくボディケアやヘルスケアも含めたトータルビューティー提案で愛用美類の幅を拡げることが重要と語った後、今後の具体的な成長戦略や取組みを語った。


 そして同社プレステージブランド事業本部長兼専門店営業本部長の堀井清美氏が「皆さまと共に実現したい店頭体験」(3面要綱掲載)をテーマにプレゼンテーション。「デジタルやECはお客さまの日常に当たり前のように存在するが、店頭体験の魅力を最大化するための手段である。専門店さまならではの、人の魅力を生かした店頭体験をデジタルも活用し、より多くのお客さまの生涯の美しさを叶えられるよう是非一緒にお取組みさせていただきたい」と訴えた。


 更に同社プレステージブランド事業本部専門店営業本部専門店部店頭協働推進グループマネージャーの益井澄子氏と同社プレステージブランド事業本部プレステージブランドマーケティング本部リージョナルブランドマーケティング部ベネフィーク価値開発グループブランドマネージャーの加藤弓美子氏の両氏からは「ベネフィークの未来」をテーマに活動面と商品面で説明。益井氏は「ベネフィークの2年目育成では、お客さまと専門店の皆さま自身のリアルな体験談という財産を活用して魅力的に伝達する」と説明。新たに「ベネフィーク」3ラインの全国キャラバン「8チャンネル」をスタートさせることを明らかにした。


 最後に再び直川氏が登場。「専門店さまと共に実現したい生涯顧客づくりの未来」と題して今後の専門店流通に対する新たな取組みや流通に対する熱い思いを語って午後4時過ぎに第1部が終了となった。


 第2部では、ファシリテーターとして同社プレステージブランド事業本部専門店営業本部中部支社長の清水秀彦氏の他、中部エリアの専門店の2店と同店を担当する営業社員と美容部員が出席。専門店と資生堂が生涯顧客化を実現するためのヒントとなる幾つかの取組み事例を発表した。

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