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  • 日本商業新聞

【2023/7/24 日本商業新聞】カネボウ化粧品 全国専門店感謝の集い2023/262店が参加資格取得、4年ぶりリアルで盛大に開催

 カネボウ化粧品は、「全国専門店感謝の集い2023」を7月13日午後1時、グランドプリンスホテル新高輪(東京品川)で開催。全国の化粧専門店が一堂に介して開催されたのは4年ぶりのこと。今回は2022年1月~同年12月の売上実績で店頭売上1800万円(月平均150万円)以上、且つカウンセリングブランド店頭売上960万円(月平均80万円)以上の参加資格基準を持つ262店(ゴールドショップ28店/シルバーショップ39店)のうち216店254名が参加した。(半沢)



■カネボウ化粧品 全国専門店感謝の集い2023


 「全国専門店感謝の集い2023」は午後1時よりスタート。まず花王上席執行役員 化粧品事業部門長/カネボウ化粧品代取締役社長の前澤洋介氏が「専門店様とパーパスの実現に向けて」をテーマに化粧品事業全体の方向性を説明。前澤社長は「4年ぶりに本来の形でお店様にお集まりいただいたこと大変嬉しく思う。皆様とリアルで場を共有しながら過ごす時間を是非楽しんでいただきたい。私が思う花王の化粧品事業は『綺麗な花が咲く花壇』のようなイメージ。それぞれ個性ある花がそれぞれ綺麗に咲き、初めて綺麗な花壇となる。一つひとつの花の育て方が違うように、ブランドも歴史を踏まえながら個性をしっかり活かし、より輝く花にしていく。それを集合体としてどう綺麗に見せるか、こうした思いで化粧品事業に取り組む。『KANEBO』『TWANY』『LISSAGE』を今の時代に対応出来るブランド作りに精進する」と、今後の化粧品事業の在り方について語った(次週要綱掲載予定)。


 続いて行われた「表彰式」では、「ゴールドショップ」(店頭年間売上6000万円以上)の28店、「シルバーショップ」(同3600万円以上)の39店のうち、売上伸長率上位店6店(ゴールドショップ3店/シルバーショップ3店)が登壇し、前澤社長からそれぞれ賞状と記念のトロフィーが手渡された。


 その後、「KANEBOブランド戦略」を化粧品事業部門プレステージビジネスグループKANEBOブランドマネジャーの木津裕美氏が説明した後、同部門リージョナルブランドビジネスグループ長の塩地秀行氏が挨拶。続いて、「LISSAGEブランド戦略」を同部門リージョナルブランドビジネスグループLISSAGEブランドマネジャーの佐々木秀人氏、「TWANYブランド戦略」を同部門リージョナルブランドビジネスグループTWANYブランドマネジャーの佐々木純一氏が説明(関連記事は10・11面掲載)。引き続き、40年間にわたるヒアルロン酸研究に基づき、花王の独自開発成分「NAG2・0」の開発背景や特長、連用試験の結果について、花王研究開発部門生物科学研究所第2研究室グループリーダーの吉田浩之氏が説明。吉田氏は「表皮の菲薄化を改善することで肌のなめらかさやハリ、透明感を改善し、見た目の印象の美しさも高める。長年のヒアルロン酸研究のプライドをかけて開発した最高傑作で自信を持ってお届けする」と語った。


 そして会の後半、「明日のための原動力『希望への扉』」をテーマに全国の化粧品専門店の活動事例をビデオで紹介。今回は、「KIKUYA Beauty&Goods」(東北)、「株式会社ふじや」(関越)、「コミュニティドラッグみどり」(首都圏)、「コスメティックス美香」(中部)、「お肌のカウンセラー ルージュ」(近畿)、「センコヤゆめタウン高松店」(中四国)、「ドラッグアバ保田窪店」(九州)、「カラースタジオエミフルMASAKI店」(中四国)、「パルファンららぽーと愛知東郷店」(中部)、「LOOK イオンモール姫路大津店」(近畿)の店頭活動やお客様への思いを語った。


 そして最後に今年7月花王グループカスタマーマーケティング執行役員 プレステージ部門統括(専門店担当)に就任した柳沢秀氏が「専門店様とのお取り組み」と題して2025年に向けた活動の方向性や今下期の取り組みを説明(次週、要項掲載予定)。午後5時頃、「全国専門店感謝の集い2023」は終了した。

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