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  • 日本商業新聞

【2022/6/13 日本商業新聞】カネボウ化粧品 全国専門店感謝の集い2022

 カネボウ化粧品は、「全国専門店感謝の集い2022」を開催。新型コロナの影響で3年振りの開催となり、今回は感染防止対策の観点から、6月2日(ヒルトン東京お台場)、6月13日(同)、6月17日(ホテルオークラ神戸)の3日間に分けて盛大に開催。なお、参加資格基準は、2021年1月~同年12月の実績で、店頭売上1800万円(月平均150万円)及びカウンセリングブランド店頭売上960万円(月平均80万円)以上となっており、本年度は268店が基準をクリアした。



■「強く生きる女性」応援


 6月2日の「全国専門店感謝の集い2022」は、午前11時にスタート。まず第1部では冒頭、花王常務執行役員化粧品事業部門長/カネボウ化粧品代表取締役社長・村上由泰氏から化粧品事業の今後の方向性を説明。「それぞれ70年別に歩んできたカネボウと花王において『確かなエビデンスと五感に訴えかける感性美』を融合させることが大事だ。今後はこの2つを掛け合わせ、『KAO BEUTY BRANDS(KBB)』として理性と感性を融合させた強いブランドづくりへと成長を図っていく。具体的には、『KBB』という土台の上に19個の特長あるブランドを配置、お客様個々の個性やなりたい肌に寄り添う。その為にも化粧品専門店の皆様と共に全力で取り組んでいきたい」と、専門店への想いや今後の取り組みを語った。


 引き続き、「ゴールドショップ」(店頭売上年間6000万円以上)20店、「シルバーショップ」(同3600万円以上)41店を対象に表彰式が行われ、「ゴールドショップ」代表店の「@cosmeTOKYO」、「シルバーショップ」代表店の「おしゃれの店 田中屋髙嶋平店」の2店がステージに登場、村上社長から表彰状とトロフィーが手渡されて第1部は終了なった。


 その後の昼食会の冒頭、花王グループカスタマーマーケテイング代表取締役社長執行役員/竹内俊昭氏が「新型コロナで消費者の生活や考え方は勿論、健康や衛生への意識、価値観は大きく変化。また、ウクライナ問題や上海のロックダウン、円安等、想像していなかったことが起きている。これまで将来のことを考えてきたが、今後は起きた変化にどう対応するかが重要で、その意味でも我々のビジネスの仕組みを変える必要がある。また、リアルの重要性も感じている。新しいことに取り組む時やアイデアを生み出す時、人と人とのコミュニケーション、要はリアルが重要。コミュニケーションが増えるだけでなく、直接会話することで何かが生まれている」と挨拶した。引き続き、アイスタイルリテール代表取締役社長/遠藤宗氏の音頭で乾杯、コース料理がふるまわれた。


 更に昼食会の中で、「メイクアップ」(北日本)、「平和堂」(関越)「musʻee de peau 日吉店」(首都圏)、「REBIRTH PLE葉WALK浜北店」(中部)、「メイクランド マーガレット」(近畿)、「百彩百華にしかみ」(中四国)、「おしゃれの店きしかわ」(九州)、「カラースタジオイオンモール倉敷店」(ビジネス1G)、「パルファン イオンモール岡崎店」(ビジネス2G)、「シドニー ルミネ北千住店」(ビジネス3G)の活動事例が紹介された。


 そして第2部は午後1時30分過ぎにスタート。「TWANY」「LISSAGE」「KANEBO」の各ブランドマネジャーからブランドの基本戦略と下期以降の販売戦略を説明。そして最後に花王グループカスタマーマーケティング執行役員プレステージ部門統括(専門店担当)/安田豊氏から2025年に向けた今後の専門店戦略の説明が行われた。

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