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日本商業新聞

【2024/6/3 日本商業新聞】カネボウ化粧品全国専門店ブランドアワード2024 / 277店が参加資格取得 / 3アワード分科会形式で

 ㈱カネボウ化粧品は、「全国専門店ブランドアワード2024」を5月22日、東京品川区の「グランドプリンスホテル新高輪」で開催。「独創と共鳴」がテーマの今回、各ブランドの理解度を深めてもらうことを目的に分科会形式で実施。2023年1月~同12月の売上実績で「KANEBO」「TWANY」「LISSAGE」のいずれかのブランドの年間店頭売上げ1200万円以上(月平均100万円以上)の参加資格基準を達成した245店が参加した。(半沢)



「全国専門店ブランドアワード2024」は午後2時にスタート。今回は3部構成となっており、第1部の最初に、花王㈱上席執行役員化粧品事業部門長/㈱カネボウ化粧品代取締役社長・前澤洋介氏が「専門店さまとパーパスの実現に向けて」と題して、日本市場の現況や現在の取り組み、事業全体に対する今後の考え方を説明した。


前澤社長は「昨年4月から今年3月までの日本の化粧品市場の前年比は毎月前年をクリアしており、市場全体が順調に伸長している。その中で、化粧品専門店は、今年に入ってから市場全体を上回る前年比を維持し、活気がでてきている。


一方、化粧品専門店における私どものシェアをもう少し安定的に成長させていかなければならない。そのために、『魅力的な新商品』『スター商品の育成』『パーパスブランディング』『ブランドの世界観醸成』、これらをお客さまに情報発信する。併せて、店頭でお客さまに直接接する皆さまには、『美容に関する知識・技術』『商品に関する情報』『カウンセリングカ』『魅力的な売り場』に取り組んでいただきたいと考えている」と語った。(2面関連記事掲載)


引き続き、花王グループカスタマーマーケティング執行役員プレステージ㈱部門統括(専門店担当)・柳沢秀氏から「専門店様とのお取組み」をテーマに説明。(2面掲載)


柳沢氏は「今回のテーマは『独創と共鳴』。ブランドごとに、希望に満ちてさらなる未来設計ができる内容にしていくことと、専門店さまにお取り扱いいただいているブランドをより深く知る機会を増やし、理解していただきたい。2024年1~3月までの期間の月平均売上は『KANEBO』で約220万円、『TWANY』で約69万円、『LISSAGE』で約48万円と、全てのブランドで伸長。この3ブランドは専門店さまとともに今後も伸ばしていくため、ここにいるメンバーが中心となってお店さまと取り組む。

 2027年に向け、しっかり高みに上っていくという目標を掲げており具体的には月平均売上で『KANEBO』で350万円以上、『TWANY』『LISSAGE』ともに100万円以上を目指していく」と説明した。


また、2025年からの参加資格を「KANEBO」で年間売上2400万円以上(月平均売上200万円以上)、「TWANY」「LISSAGE」は年間売上1200万円以上(月平均売上100万円以上)に変更することを明らかにした。


その後の第2部では、分科会形式による「KANEBOアワード2024」「TWANYアワード2024」「LISSAGEアワード2024」を実施。各ブランド責任者から、活動内容や成果、下期以降の戦略の他、活動事例や今下期発売予定の新商品の概要を説明。各会場には趣向を凝らしたブースが設置され、ブランドの魅力を体験した。(3ブランドの戦略は次号掲載予定)


第3部の懇親会は午後6時過ぎにスタート。花王グループカスタマーマーケティング㈱代表取締役社長執行役員・中尾良雄氏が挨拶で開宴。積極的に情報交換する等した後、花王グループカスタマーマーケティング㈱代表取締役専務執行役員・松本洋二氏の中締めで終了となった。

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