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日本商業新聞

【2023/2/20 日本商業新聞】2023年を「飛躍の年」に 資生堂ビューティーパートナーコンベンション

 資生堂は、2月14日~17日の4日間、「グランドハイアット東京」で資生堂ビューティーパートナー施策参加店のうち上位3クラスを対象に「ビューティーパートナーコンベンション2023」を4年振りに対面形式で開催した。資生堂ジャパン代表取締役社長CEO・直川紀夫氏、プレステージブランド事業本部専門店営業本部専門店部長・初鹿英志氏、プレステージブランド事業本部長・堀井清美氏、エフェクティム代表取締役社長・小柳康祐氏、プレステージ事業本部 リージョナルブランドマーケティング部ベネフィーク価値開発グループブランドマネージャー・益井澄子氏、同 グローバルブランドマーケティング部クレ・ド・ポー ボーテグループブランドマネージャー・萩原里実氏、新ブランドプロジェクトリーダー(チーフビューティーストラテジーオフィサー)・横田由香氏から、2022年の振り返りや2023年以降のチャネル戦略及びブランド毎の取り組みを説明した。


 今回は上位3クラス(プラチナ80店/ダイヤモンド131店/ゴールド133店)の合計344店が出席。「ダイヤモンド」は2月15日午後2時にスタート。冒頭、直川社長が「資生堂の挑戦」と題してプレゼンテーション。(詳細は次号掲載)「お客さまお一人おひとりの個に対応し、オンリーワンのカウンセリングでお客さまに幸せになっていただくことが、専門店さまと他のチャネルとの大きな違い。その原点をしっかり受け止め、拠点毎で専門店さまに一歩も二歩も踏み込んだ提案していけるよう進化していく」と専門店への想いや、2023年以降の店頭活動及び商品施策等、様々な施策を説明した。


 続いて、初鹿専門店部長が「ビューティーパートナー施策2022年の取り組み成果」を説明。2022年の専門店の全体売上は前年比104%でリード店は109%だったこと、多くのリード店がクラスアップしたこと、そして独自の取り組みよる成功事例を数例紹介した他、店舗タイプ別に「総メンバー数」「来店回数別メンバー数」「Beauty Key登録率」の上位店も発表した。


 その後、「プレステージブランドの挑戦」として、堀井事業本部長が150年の歴史の中で創り上げた「商品力」「技術力」の優位性を説明後、「エフェクティム」「クレ・ド・ポーボーテ」「SHISEIDO」「ベネフィーク」そして新たな専門店専用ブランドの新「INOUI(インウイ)」について説明。引き続き、「各ブランドの挑戦」とし、▽「エフェクティム」(小柳社長)▽「ベネフィーク」(益井ブランドマネージャー)▽「クレ・ド・ポーボーテ」(萩原ブランドマネージャー)▽「INOUI」(横田リーダー)の各責任者がプレゼンテーションした。


 そして最後、今年1月1日付で社長COOに就任した藤原憲太郎氏がサプライズで登場。「今後、専門店さまは『第2の家』として、快適な環境のもと、魅力的な商品と高い満足感のサービスを提供することが期待されている」と述べ、これまで以上に専門店との協働取り組みに注力することを約束してコンベンション一日目は終了した。


 翌日の二日目は午前9時30分からスタート。

 冒頭、堀井事業本部長が「専門店さまとの協働取り組み」と題して、その具体的な内容や考え方を、続いて「パーソナルビューティーウェルネスの店頭活動」について益井マネージャー、「専門店さまと挑戦したいこと」について初鹿専門店部長がそれぞれ詳しく語った。

 

 そして二日目の最後に再び直川社長が登壇。「専門店のみなさまとの未来に向けて」として、今回のコンベンション開催を通じて感じた想いや、専門店への「3つの約束」を発表。その後、直川社長他、初鹿専門店部長、堀井事業本部長、さらに東日本、首都圏、中部、近畿、西日本の支社長5名を加えた7名がそれぞれ「今年の挑戦」を宣言、午前11時過ぎ全スケジュールが終了となった。

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